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鎌倉・建長寺で虫塚法要 「虫の日」に養老さんら

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鎌倉・建長寺で虫塚法要 「虫の日」に養老さんら

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 隈研吾さん設計の虫塚。虫かごがモチーフとなっている=4日午後、神奈川県鎌倉市の建長寺  隈研吾さん設計の虫塚。虫かごがモチーフとなっている=4日午後、神奈川県鎌倉市の建長寺
 虫塚での虫供養の法要で手を合わせる養老孟司さん=4日午後、神奈川県鎌倉市の建長寺
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 虫塚での虫供養の法要で手を合わせる養老孟司さん=4日午後、神奈川県鎌倉市の建長寺フルスクリーンで見る 閉じる

 6月4日の「虫の日」に合わせ、神奈川県鎌倉市の古刹、建長寺にある「虫塚」で虫供養の法要が営まれ、虫好きで知られる解剖学者の養老孟司さんらが参列した。

 虫塚は、人間の都合で命を奪われている数多くの虫を弔おうと、養老さんが建立を計画。世界的に知られる建築家の隈研吾さんが設計し、虫籠をモチーフにした虫塚のモニュメントが昨年完成した。

 今年で2回目となる法要には、昆虫採集家らおよそ100人が出席。焼香の煙が舞い上がる中、僧侶の読経が響き渡り、参列者は虫塚に向かって静かに手を合わせていた。

 養老さんは幼いころから続けている昆虫採集や、専門の解剖学を通じて、自然や命について考えてきたが、その一つの答えが虫塚の建立だったという。「生き物は共生しなければ絶えてしまうもので、人間も例外でない。現代のような『虫がいなくなってしまう時代』に、共生の意味を問い直すきっかけにでもなればいい」と話した。

 虫供養は、来年以降も続けるという。

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