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レトロ博物館、住民が守る 札幌、昭和の生活

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レトロ博物館、住民が守る 札幌、昭和の生活

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 「レトロスペース・坂会館」の展示品と坂一敬館長=19日、札幌市西区  「レトロスペース・坂会館」の展示品と坂一敬館長=19日、札幌市西区

 古い看板や家具、文房具など昭和時代の多様な生活雑貨が展示される私設博物館「レトロスペース・坂会館」(札幌市西区)が閉館の危機に陥り、地元住民らが存続に向けた活動をしている。

 「レトロスペース・坂会館」のレコード鑑賞会で昭和歌謡に耳を傾ける参加者=12日、札幌市西区
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 「レトロスペース・坂会館」のレコード鑑賞会で昭和歌謡に耳を傾ける参加者=12日、札幌市西区フルスクリーンで見る 閉じる

 同館は、製造する「しおA字フライビスケット」が北海道で広く知られる「坂栄養食品」の取締役でもある坂一敬館長(72)が、同社のビスケット工場敷地内で1994年にオープンした。
 展示物は、坂館長が町で拾ったり、自宅倉庫から持ち出したりした昭和の品々。捨てられていたマネキンや外部から持ち込まれた古い人形なども整頓されて並ぶ。入場無料、写真撮影も自由で、常連の男性は「館長の人柄がにじみ出ている空間。一つの芸術作品だ」と感心する。

「レトロスペース・坂会館」で展示品をチェックする坂一敬館長=19日、札幌市西区
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「レトロスペース・坂会館」で展示品をチェックする坂一敬館長=19日、札幌市西区フルスクリーンで見る 閉じる

 坂館長によると、同館の敷地を更地にしてコンビニや駐車場にする計画が社内で持ち上がっているという。存続の鍵は「お客さんが居続けること」で、地元住民が豆本の展示会を開いたり、レコード鑑賞会に参加したりして存続を図っている。

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