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海の迷路にサミット会場 三重県・賢島

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海の迷路にサミット会場 三重県・賢島

更新 sty1605170010
伊勢志摩サミットのメイン会場となる賢島(中央)の北西から望んだ英虞湾。真珠養殖発祥の地とされ「真珠湾」の別称も =三重県志摩市(本社ヘリから、古厩正樹撮影) 伊勢志摩サミットのメイン会場となる賢島(中央)の北西から望んだ英虞湾。真珠養殖発祥の地とされ「真珠湾」の別称も =三重県志摩市(本社ヘリから、古厩正樹撮影)

 青い海にちりばめられた緑の島々。リアス式海岸が複雑な線を描き、白い養殖いかだが海面にアクセントを付ける。三重県の志摩半島南部にある英虞(あご)湾は大小60余りの島が浮かび、上空から見ると地球儀のよう。この湾内最大の賢島(かしこじま)(三重県志摩市)をメイン会場に今月26、27の両日、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が開かれる。

サミット会場(後方)の近くを警備する大阪府警の警察官 =三重県志摩市の賢島(古厩正樹撮影)
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サミット会場(後方)の近くを警備する大阪府警の警察官 =三重県志摩市の賢島(古厩正樹撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 現在、一帯には全国から警察官が集結、厳戒体制が敷かれている。賢島に直結する橋では検問が行われ、記者が取材中に受けた職務質問は20回を超えた。愛知県半田市から家族と帰省した男性(41)は「賢島駅周辺だけでも北海道、青森、大阪、鹿児島の警察官がいました。が、子供たちは色々な警察車両や制服が楽しそう」と、いつもと違う故郷に驚きながらも興味深そうだった。

サミット会場となる「志摩観光ホテル ザ クラシック」(左奥)と「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」(手前) =三重県志摩市(本社ヘリから、古厩正樹撮影)
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サミット会場となる「志摩観光ホテル ザ クラシック」(左奥)と「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」(手前) =三重県志摩市(本社ヘリから、古厩正樹撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 「サミット開催が決まった昨年は、例年に比べ3割ほど売り上げが伸びた」と話すのは、賢島で真珠店を営む芳森弘利さん(84)。三重県はサミット開催の経済効果を全国で1071億円、三重県内で480億円と見込んでいる。

 サミット前後の21~28日は、賢島に乗り入れる近鉄志摩線やバス路線の一部が運休に。賢島には外務省発行のIDカードを持った住民や関係者しか入れない。地元は不便な暮らしを強いられるが、土産物店を営む岡野洋美さん(63)は「無事会議が終わり、その後も上昇ムードが続けば…」と、サミット閉幕後の観光需要拡大に期待を寄せている。(写真報道局 古厩正樹)

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