【夜の政論】『いぶき亭』で語った政治論 伊吹元衆院議長
更新 sty1605120002 今回の「夜の政論」はスペシャル企画。伺ったのは、永田町で知る人ぞ知る「いぶき亭」ご主人、伊吹文明元衆院議長のご自宅だ。伊吹さんがもてなす手料理は、タケノコやネギ、鹿肉など旬の食材の魅力を飾らずに引き出し、手間をかけて細部まで使い切る。「食べる」とは、海の幸や山の幸に感謝し「命」をつつましくいただくこと-。日本が大切にしてきた保守思想にも通じる「いぶき亭」の食卓は、不思議な豊かさにあふれていた。
伊吹さんは3月、「増補改訂版 いぶき亭 四季の食卓・衆議院議長のこだわり手料理」(講談社エディトリアル)を出版。キャベツやゴボウなど冷蔵庫に眠る食材を「金をかけずに手間をかけて」食卓の主役に変えていくさまに驚いた。