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タイ高架鉄道、本格試運転 日本受注のパープルライン

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タイ高架鉄道、本格試運転 日本受注のパープルライン

更新 sty1605100007
 10日、バンコク市内を試運転するパープルラインの車両(共同)  10日、バンコク市内を試運転するパープルラインの車両(共同)
 試運転が始まったバンコクの高架鉄道「パープルライン」の車内=10日(共同)
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 試運転が始まったバンコクの高架鉄道「パープルライン」の車内=10日(共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 タイの首都バンコクの高架鉄道「パープルライン」で10日、8月の開業を控え本格的な試運転が始まった。車両は日本企業が受注し製造した。タイの都市鉄道に日本製車両が導入されるのは初めて。
 パープルラインは2009年に着工。バンコク北部のバンスー地区と郊外のバンヤイ地区の約23キロを結び、約790億円の円借款が活用された。

 この日の試運転は、車両基地があるクロンバンパイ駅とタオプーン駅間を往復。試乗したタイ政府関係者や報道陣らは、日本製車両の滑らかな走行に感心していた。

 6月から7月にかけて一般市民を乗せた試運転が行われ、開業は8月6日の予定。

 車両は丸紅と東芝が共同受注し、JR東日本の子会社、総合車両製作所(横浜市)が製造した。(バンコク共同)

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