踏切で列車と大型バス衝突 静岡・掛川、13人搬送
更新 sty160419002219日午後4時20分ごろ、静岡県掛川市富部の天竜浜名湖鉄道(浜松市天竜区)の踏切で、列車と大型観光バスが衝突した。市消防本部によると、10代から60代とみられる男女13人が病院に搬送された。重傷者はいない。
県警掛川署は、13人が列車とバスのどちらに乗っていたのか確認するとともに、詳しい事故の原因を調べている。
近くのガソリンスタンドの女性従業員は、列車の警笛が激しく鳴り響いた直後に「ゴン」と鈍い音がしたのを聞き、現場に行ったという。女性は「バスの中から次々と人が逃げ出しているように見えた」と話した。
現場の踏切は同鉄道桜木駅の西約100メートルにあり、周辺は住宅や農地が点在する地域。