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熊本地震輸送支援、米軍オスプレイが被災地に到着

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熊本地震輸送支援、米軍オスプレイが被災地に到着

更新 sty1604180014
南阿蘇村の白水運動公園に水、食料、毛布などの救援物資を運ぶオスプレイ =18日午後、熊本県南阿蘇村(本社ヘリから、竹川禎一郎撮影) 南阿蘇村の白水運動公園に水、食料、毛布などの救援物資を運ぶオスプレイ =18日午後、熊本県南阿蘇村(本社ヘリから、竹川禎一郎撮影)

 在日米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが18日、熊本地震の被害拡大を受け、被災地で救援物資の輸送支援に当たった。日本国内の災害支援でオスプレイが出動するのは初めて。日米両政府は、陸海空自衛隊で構成する「統合任務部隊」内に「日米共同作業所」を開設するなど、被災地支援での連携を強化している。

輸送支援を行う米軍のオスプレイから物資を運ぶ自衛隊員ら =18日午後、熊本県南阿蘇村(福島範和撮影)
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輸送支援を行う米軍のオスプレイから物資を運ぶ自衛隊員ら =18日午後、熊本県南阿蘇村(福島範和撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 被災地に派遣されたオスプレイは、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の2機。米軍岩国基地(山口県岩国市)を経由し、18日午後に陸上自衛隊高遊原分屯地(熊本県益城町)に到着。水や食料、毛布など約20トンの物資を積み込み、南阿蘇村の白水運動公園に空輸した。

 オスプレイは、2つのプロペラの角度を変えることでヘリコプターのような垂直離着陸と、固定翼機並みの速度での長距離飛行ができる。東日本大震災で出動した大型輸送ヘリコプターCH46に比べ、速度は約2倍、荷物の搭載量は約3倍となる。

輸送支援を行う米軍のオスプレイから物資を運ぶ自衛隊員ら =18日午後、熊本県南阿蘇村(福島範和撮影)
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輸送支援を行う米軍のオスプレイから物資を運ぶ自衛隊員ら =18日午後、熊本県南阿蘇村(福島範和撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 安倍晋三首相は18日の衆院環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)特別委員会で、オスプレイによる輸送支援について「高い能力を生かした支援を期待できる」と指摘。中谷元防衛相は防衛省内で記者団に「オスプレイは山間部や孤立した避難所への物資、人員の輸送に非常に適している」と強調した。

 陸自も平成30年度までにオスプレイ17機を導入する方針で、離島防衛や大規模災害救援に活用する。ただ、オスプレイは開発段階で事故を起こしたことなどから、日本国内で「いまもアレルギーが大きい」(防衛省幹部)のが実情だ。

 日米両政府は実際の災害派遣の現場で活用し、安全性や能力の高さを示したい考えだ。日米同盟がより強固になったことをアピールする狙いもある。

 18日はオスプレイによる支援のほか、米空軍C130輸送機が自衛隊員や車両を千歳基地(北海道千歳市)から熊本空港に空輸。米海軍UC35輸送機も自衛隊員を厚木基地(神奈川県大和市など)から熊本空港に運んだ。

輸送支援を行う米軍のオスプレイが被災地に到着した =18日午後、熊本県南阿蘇村(福島範和撮影)
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救援物資を届けるため到着した、米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイ =18日午後、熊本県南阿蘇村(松本健吾撮影)
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