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ザハ・ハディド氏が死去 白紙撤回の新国立デザイン

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ザハ・ハディド氏が死去 白紙撤回の新国立デザイン

更新 sty1604010002
 死去したザハ・ハディド氏(AP)  死去したザハ・ハディド氏(AP)
 白紙撤回された、ハディド氏がデザインした新国立競技場のイメージ(日本スポーツ振興センター提供)
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 白紙撤回された、ハディド氏がデザインした新国立競技場のイメージ(日本スポーツ振興センター提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 2020年の東京五輪で使う新国立競技場の旧計画をデザインした世界的な女性建築家、ザハ・ハディド氏が3月31日、仕事で訪問していた米フロリダ州マイアミの病院で気管支炎の治療中、心臓発作で死去した。65歳だった。同氏の事務所が明らかにした。

 ハディド氏がデザインした新国立競技場の旧計画は膨らむ総工費をめぐる批判の高まりを受け、安倍晋三首相が昨年7月白紙撤回を表明。ハディド氏側は日本人の隈研吾氏による新計画のデザインが旧デザインと酷似していると主張し、日本スポーツ振興センター(JSC)に著作権をめぐる交渉を求めた。

 JSCの報告書によると、旧デザインは国際コンペに応募した国内外46作品から2次審査の投票で3作品に絞り込み再投票。さらなる議論を経て12年、ハディド氏のデザインが選定された。

FILE- This February 3, 2016 file photo shows the London Aquatics Centre built for the 2012 Olympic Games, as its architect Dame Zaha Hadid has died from a heart attack aged 65, Thursday March 31, 2016, her company has said. ( John Walton/PA, File via AP)
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FILE- This February 3, 2016 file photo shows the London Aquatics Centre built for the 2012 Olympic Games, as its architect Dame Zaha Hadid has died from a heart attack aged 65, Thursday March 31, 2016, her company has said. ( John Walton/PA, File via AP)フルスクリーンで見る 閉じる

 ハディド氏は1950年、イラクのバグダッドで生まれ、ロンドンを拠点に活動。建築界で権威ある米プリツカー賞を04年に女性で初めて受賞した。 ただ、作品が前衛的で建設が難しいものが多く、「アンビルト(建設されない)の女王」と呼ばれることもあった。(ロンドン共同)

 ザハ・ハディド氏設計の東大門デザイン・パークの夜景=ソウル(撮影・五十嵐太郎氏)
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 2012年ロンドン五輪の水泳センター(共同)
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