産経フォト

“仁淀ブルー”の魅力発信 高知の自然、写真集に

ニュース

“仁淀ブルー”の魅力発信 高知の自然、写真集に

更新 sty1603190017
 写真集「BLUE[S]」に収録された、高知県いの町を流れる仁淀川の水面  写真集「BLUE[S]」に収録された、高知県いの町を流れる仁淀川の水面

 高知県内を流れ、“仁淀ブルー”と呼ばれる透き通った青が印象深い仁淀川の姿を収めた写真集「BLUE[S]」を高知市在住の写真家高橋宣之さん(69)が出版した。高橋さんは「日本中を見て回ったが、仁淀川ほどきれいな川はない」と胸を張る。

 いの町の山あいを流れる中流域の水面や、上流域の仁淀川町で水中を泳ぐカワガラス。昨年12月に発売された写真集には、高橋さんが2005年から約10年間にわたって撮り続けた十数万カットの中から、えりすぐりの約140枚を収録した。

 写真集「BLUE[S]」に収録された、仁淀川上流で水中を泳ぐカワガラス
画像を拡大する
 写真集「BLUE[S]」に収録された、仁淀川上流で水中を泳ぐカワガラスフルスクリーンで見る 閉じる

 仁淀川は愛媛県の石鎚山を源流として、高知県を経由し太平洋へ注ぐ。本流の長さは124キロで、四万十川、吉野川と並ぶ「四国三大河川」の一つとされる。国土交通省の水質調査で最高ランクに3年連続で選ばれた。12年にNHKの番組で“仁淀ブルー”の言葉とともに紹介され、全国的に知られるようになった。

 高橋さんはこの番組制作に映像担当として当初から関わり、仁淀ブルーを名付けた本人でもある。1969年にスペインに渡り美術史を3年間学んだ後、故郷の高知市に戻ってフリーランスのカメラマンに。海の波や山、川を中心に撮影を続け、人気バンド「スピッツ」のCDジャケットにも仁淀川の写真が使われた。

 「自然界には青という色は、実はとても少ない」と高橋さん。だからこそ「仁淀ブルーはとても貴重。何十年間、毎日撮っても全く飽きない」と笑う。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング