産経フォト

米国出身女性「この町のために祈りたい」 震災から9年、南三陸町 

時事

米国出身女性「この町のために祈りたい」 震災から9年、南三陸町 

更新 jnl2003110001
名簿安置の碑に手を合わせる米国出身の女性。碑には「いま、碧き海に祈る 愛するあなた 安らかなれ」と記されている=11日、宮城県南三陸町(松本健吾撮影) 名簿安置の碑に手を合わせる米国出身の女性。碑には「いま、碧き海に祈る 愛するあなた 安らかなれ」と記されている=11日、宮城県南三陸町(松本健吾撮影)キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF24-105mm F4L IS Ⅱ USM

 あの日から9年。東日本大震災の被災地では11日、朝から強い風が吹く中、遺族らが早朝から犠牲者に祈りをささげた。

 宮城県南三陸町の旧中心部に整備が進められてる震災復興祈念公園の祈りの丘には、1人の米国出身女性の姿があった。「名簿安置の碑」に向かって手を合わせ「今、この町に住む私を皆が温かく応援してくれる。私もこの町のために祈りたい」と話した。

南三陸町震災復興祈念公園で、防災対策庁舎に向かって手を合わせる置名顕治さん=11日(松本健吾撮影)
画像を拡大する
南三陸町震災復興祈念公園で、防災対策庁舎に向かって手を合わせる置名顕治さん=11日(松本健吾撮影)キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×フルスクリーンで見る 閉じる

 同公園を訪れた神奈川県相模原市の会社員、置名顕治さん(59)は「東北は学生時代に旅行して大変お世話になった忘れられない場所。出会った人が亡くなっているかもしれない。供養のために来ました」と、夜明け前から日の出まで犠牲者の鎮魂を願った。
 多くの人が集まった地震発生時刻の午後2時46分には、町職員ら43人が犠牲になり骨組みだけが残る防災対策庁舎に向かい黙とうがささげられた。

南三陸町震災復興祈念公園で地震発生時刻に合わせ、防災対策庁舎に向かい黙とうする人たち=11日午後2時46分、宮城県南三陸町(松本健吾撮影)
画像を拡大する
南三陸町震災復興祈念公園で地震発生時刻に合わせ、防災対策庁舎に向かい黙とうする人たち=11日午後2時46分、宮城県南三陸町(松本健吾撮影)キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF24-105mm F4L IS Ⅱ USMフルスクリーンで見る 閉じる
南三陸町震災復興祈念公園には多くの人が訪れ、犠牲者に花束が手向けられた=11日、宮城県南三陸町(松本健吾撮影)
画像を拡大する
南三陸町震災復興祈念公園には多くの人が訪れ、犠牲者に花束が手向けられた=11日、宮城県南三陸町(松本健吾撮影)キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×フルスクリーンで見る 閉じる
企画制作:産経デジタル