産経フォト

米、有志連合参加を要請 日米防衛相会談 尖閣諸島は安保第5条の適用範囲

時事

米、有志連合参加を要請 日米防衛相会談 尖閣諸島は安保第5条の適用範囲

更新 jnl1908080002
言葉をかわすマーク・エスパー米国防長官(左)と岩屋毅防衛相=7日午前、首相官邸(春名中撮影) 【キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USM】  言葉をかわすマーク・エスパー米国防長官(左)と岩屋毅防衛相=7日午前、首相官邸(春名中撮影) 【キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USM】 キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USM 

 岩屋毅防衛相は7日、エスパー米国防長官と防衛省で初めて会談した。エスパー氏は中東・ホルムズ海峡の航行の安全確保を目指して米国が主導する有志連合への参加を要請。これに対し岩屋氏は原油の安定供給の確保や日本と米国、イランとの関係を挙げ、「さまざまな角度から検討して政府全体として総合的に判断していきたい」と述べるにとどめた。

 会談では、北朝鮮情勢をめぐる日米韓の連携の在り方についても協議し、韓国で破棄を求める声が出ている日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA(ジーソミア))を維持する重要性を確認した。

 北朝鮮が立て続けに短距離弾道ミサイルなどを発射していることについても協議し、北朝鮮の非核化に向け国連安全保障理事会決議の完全履行が重要だとの認識で一致した。

官邸入りするマーク・エスパー米国防長官=7日午前、首相官邸(春名中撮影) 
画像を拡大する
官邸入りするマーク・エスパー米国防長官=7日午前、首相官邸(春名中撮影) キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USMフルスクリーンで見る 閉じる

 エスパー氏は、米国との対立が深まる中国について「中国の行動が地域を不安定化させている」と指摘。海洋進出を強める中国を念頭に南シナ海や東シナ海での「力を背景とした一方的な現状変更の試み」に反対する事でも一致した。尖閣諸島(沖縄県石垣市)が米国の日本防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲であり「日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動」に反対することを改めて確認した。自由で開かれたインド太平洋の実現に向け日米が基軸となって関係国と協力していく重要性についても認識を共有した。
 エスパー氏は、岩屋氏との会談に先立ち安倍晋三首相と官邸で会談。首相は「日米同盟の絆はかつてないほど強固だ」と明言、エスパー氏は「北朝鮮による日本人拉致問題の解決を支持する」と述べた。

企画制作:産経デジタル