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男子400mリレー、日本失格 痛恨のバトンミス

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男子400mリレー、日本失格 痛恨のバトンミス

更新 jnl1905120001
バトンミスする3走・小池祐貴(左)とアンカー桐生祥秀 =11日午後、日産スタジアム(桐山弘太撮影) バトンミスする3走・小池祐貴(左)とアンカー桐生祥秀 =11日午後、日産スタジアム(桐山弘太撮影)キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF400mm F2.8L IS Ⅲ USM
バトンミスする3走・小池祐貴(左)とアンカー桐生祥秀 =11日午後、日産スタジアム(桐山弘太撮影)
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バトンミスする3走・小池祐貴(左)とアンカー桐生祥秀 =11日午後、日産スタジアム(桐山弘太撮影)キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF400mm F2.8L IS Ⅲ USMフルスクリーンで見る 閉じる

 陸上の世界リレー大会第1日は11日、横浜市の日産スタジアムで行われ、男子400メートルリレーの日本は予選3組で失格となった。

 3走小池から4走桐生にバトンタッチしようとした際、的確にバトンを渡すことができず、バトンが一時、宙に浮く事態となった。桐生がかろうじて、バトンをつかみ取り、何とか走り続けて3番目でゴールしたが、「失格」を宣告された。

生命線のバトン 悪夢ミス

バトンミスする3走・小池祐貴(右)とアンカー桐生祥秀 =11日午後、日産スタジアム(納冨康撮影)
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バトンミスする3走・小池祐貴(右)とアンカー桐生祥秀 =11日午後、日産スタジアム(納冨康撮影)キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF600mm F4L IS Ⅲ USMフルスクリーンで見る 閉じる

 まさかの結末に日本の4人の顔が凍り付いた。小池と桐生の間で、生命線のバトンが乱れて失格。今大会で世界選手権の出場権を手中に収めることはできなかった。桐生は努めて冷静な口調で、こう振り返る。

 「バトンの失敗はないだろうという緩みがあった」

バトンミスする3走・小池祐貴(右)とアンカー桐生祥秀 =11日午後、日産スタジアム(納冨康撮影)
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バトンミスする3走・小池祐貴(右)とアンカー桐生祥秀 =11日午後、日産スタジアム(納冨康撮影)キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF600mm F4L IS Ⅲ USMフルスクリーンで見る 閉じる

 新たな布陣で臨んだ日本。桐生の追い込む迫力を生かすためにアンカーに起用し、昨年から急成長を遂げ、コーナーワークも鋭い小池を3走に配置した。

 予選は米国、カナダ、中国ら強豪と同じ組に入り、苦戦も予想される中、3走まででトップに立つ。ただ、すでにこの時点で“ひずみ”が生じていた。山県と小池の受け渡しが間延びして、小池がバトンを握る位置が前方近くになってしまい、桐生が握れる部分が普段より狭くなってしまったのだ。そのため、小池は「近づいて渡そう」と考えていた。

バトンミスする3走・小池祐貴(左)とアンカー桐生祥秀 =11日午後、日産スタジアム(納冨康撮影)
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バトンミスする3走・小池祐貴(左)とアンカー桐生祥秀 =11日午後、日産スタジアム(納冨康撮影)キヤノン EOS-1D X:EF24-105mm F4L IS Ⅱ USMフルスクリーンで見る 閉じる

 さらに不測の事態は重なる。桐生が動き出した直後に体勢を崩してしまったため、小池はブレーキを掛けることに。いつもと違ったバトンは桐生の手に収まらない。両者の間でお手玉をするかのように空中を舞い、投げて渡すような形になってしまった。

 「これでびびらず、攻めるバトンをやっていきたい」と桐生が言えば、小池も「これを教訓として、もう一度考えて、共有することが大事かなと思う」と前を向いた。(宝田将志)

企画制作:産経デジタル