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４人指名の大阪桐蔭、在校生も祝福　プロ野球ドラフト

2018.10.25 23:16更新 jnl1810250002

プロ野球のドラフト会議で指名を受けポーズをとる、大阪桐蔭高の（左から）日本ハム５位の柿木蓮投手、中日１位の根尾昂内野手、ロッテ１位の藤原恭大外野手、巨人４位の横川凱投手　＝２５日午後、大阪府大東市の大阪桐蔭高校（撮影・村本聡）キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ：EF24-105mm F4L IS USM

ドラフト開始を待ち、会見場に入る（左から）大阪桐蔭・柿木蓮、根尾昂、藤原恭大、横川凱　＝２５日、大阪府大東市の大阪桐蔭高校（撮影・村本聡）

　２５日に開かれたプロ野球の新人選手選択会議（ドラフト会議）。今年の甲子園で春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭高校（大東市）では、１位の根尾昂と藤原恭大の両選手を含む計４人が指名された。チームメートらから胴上げされるなどして祝福を受けた。

ドラフト開始を待つ（左から）大阪桐蔭・柿木蓮、根尾昂、藤原恭大、横川凱　＝２５日、大阪府大東市の大阪桐蔭高校（撮影・村本聡）

　同校本館地下１階のリバティーホールに設けられた会見場には、プロ志望届を提出した根尾選手と藤原選手が姿を見せた。２０台以上のテレビカメラが並ぶなど全国から２００人を超える報道関係者が駆けつけ、注目の高さを見せつけた。

ドラフト指名を受け、談笑する（左から）大阪桐蔭・藤原恭大、柿木蓮、根尾昂、横川凱　＝２５日、大阪府大東市の大阪桐蔭高校（撮影・村本聡）

　２人は、西谷浩一監督とともにドラフト会議のテレビ中継に見入った。１巡目で、根尾選手は巨人など４球団、藤原選手は阪神など３球団が指名。緊張感が張り詰めるなかで抽選が行われ、千葉ロッテが藤原選手、中日が根尾選手の交渉権をそれぞれ獲得することが決まり、２人は笑顔を見せた。

中日からドラフト１位指名を受けた大阪桐蔭・根尾昂（左）とロッテからドラフト１位指名を受けた大阪桐蔭・藤原恭大　＝２５日午後、大阪府大東市の大阪桐蔭高校（村本聡撮影）

　その後、個別に会見に臨んだ２人は「ホッとした」と感想を述べた。プロ野球にかける意気込みを語ったあと、会場に駆けつけた両親らに「結果で恩返しをしたい」などと感謝の言葉を述べた。西谷監督も「プロの世界は厳しいが、クリアしてくれると信じている。力をつけて両リーグを代表する打者になってほしい」とエールを送った。

　その後、屋外に移動した２人を待っていたのは、かつての野球部員や在校生ら。同校吹奏楽部が校歌などを演奏するなか、両チームの帽子をかぶるなどした２人は胴上げされると笑顔を見せ、「頑張って」「かっこいい」と在校生から声をかけられていた。

　１年の男子生徒は「２人同時に１位指名されるのはすごい。ぜひプロでも活躍してほしい」と話した。

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