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天神祭奉納花火 聴覚障害の子供たちも歓声

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天神祭奉納花火 聴覚障害の子供たちも歓声

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天神祭奉納花火の観覧席に招待された聴覚に障害を持つ子供たち=25日午後、大阪市都島区(彦野公太朗撮影) 天神祭奉納花火の観覧席に招待された聴覚に障害を持つ子供たち=25日午後、大阪市都島区(彦野公太朗撮影)キヤノン EOS-1D X:EF14mm F2.8L USM
天神祭奉納花火の観覧席に招待された聴覚に障害を持つ子供たち=25日午後、大阪市都島区(彦野公太朗撮影)
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天神祭奉納花火の観覧席に招待された聴覚に障害を持つ子供たち=25日午後、大阪市都島区(彦野公太朗撮影)キヤノン EOS-1D X:EF14mm F2.8L USMフルスクリーンで見る 閉じる

 響き渡る打ち上げの轟音(ごうおん)に、真上に開く大輪の花。夏の夜を焦がす天神祭の奉納花火が25日、大阪市を流れる大川の中州で行われ、招待された聴覚障害のある府内の高校生ら40人が打ち上げ地点間近の特別観覧席で花火を楽しんだ。子供たちに花火の「音」を振動で体感してもらおうという取り組みで、体中に響く迫力のある音に、歓声がわき起こった。

天神祭で打ち上げられた奉納花火=25日午後、大阪市都島区(彦野公太朗撮影)
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天神祭で打ち上げられた奉納花火=25日午後、大阪市都島区(彦野公太朗撮影)キヤノン EOS-1D X:EF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USMフルスクリーンで見る 閉じる

 高校生らを招待したのは、同市北区の外食チェーン「フジオフードシステム」。発案した藤尾政弘社長(61)は小学3年生の時に右耳の音を失い、左耳も手術を繰り返して聴力を維持している。
 今回の企画は、多くの人に支えられてきた恩返しがしたいと計画。聴覚障害のある子供たちに、「天神祭の花火を目だけでなく音でも楽しんでもらおう」と、打ち上げ地点からわずか約30メートルの地点に観覧席を用意した。

天神祭で打ち上げられた奉納花火=25日午後、大阪市都島区(彦野公太朗撮影)
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天神祭で打ち上げられた奉納花火=25日午後、大阪市都島区(彦野公太朗撮影)キヤノン EOS-1D X:EF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USMフルスクリーンで見る 閉じる

 周囲のビルにこだまする花火の破裂音に、高校2年の男子生徒(16)「体中がビリビリした!花火は何度か見たことがあったけれど、迫力が違う」。浴衣姿の高校1年の女子生徒(15)は「音の大きさにびっくりして、心臓がドキドキした。また見に来たい」と目を輝かせた。

天神祭の花火と船渡御 =25日午後7時49分、大阪市(安元雄太撮影)
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天神祭の花火と船渡御 =25日午後7時49分、大阪市(安元雄太撮影)フルスクリーンで見る 閉じる
天神祭の花火と船渡御 =25日午後8時39分、大阪市(安元雄太撮影)
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天神祭の花火と船渡御 =25日午後8時39分、大阪市(安元雄太撮影)フルスクリーンで見る 閉じる
企画制作:産経デジタル