産経フォト

「万里の長城」と呼ばれた防潮堤 宮古・田老【東日本大震災10年 パノラマ】Vol.622

東日本大震災

「万里の長城」と呼ばれた防潮堤 宮古・田老【東日本大震災10年 パノラマ】Vol.622

更新 pnr2102180001
「万里の長城」と呼ばれた防潮堤 宮古・田老【東日本大震災10年 パノラマ】Vol.622

 岩手県宮古市の田老地区にあった高さ10メートルの巨大な防潮堤は、東日本大震災の津波から町を守れず、181人の住民が犠牲になった。総延長が約2.4キロもあり、「万里の長城」と呼ばれた防潮堤を過信し、避難が遅れた人もいたとされる。

 田老地区は1896年の明治三陸地震で高さ15メートルの津波に襲われ、1859人が亡くなった。1933年の昭和三陸地震でも津波被害に遭い、911人が命を落とした。その翌年から防潮堤の建設が始まり、45年後の79年に整備が完了した。

 東日本大震災後、岩手県は防潮堤の高さを14.7メートルに引き上げると決定。2021年3月末までの完成を見込み、工事を進めている。(2011年4月8日-2021年1月11日、植村光貴撮影)

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング