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「止まった時計」、遺構に 大船渡【東日本大震災パノラマ】Vol.584

東日本大震災

「止まった時計」、遺構に 大船渡【東日本大震災パノラマ】Vol.584

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「止まった時計」、遺構に 大船渡【東日本大震災パノラマ】Vol.584

 JR大船渡駅前(岩手県大船渡市)にあった「茶々丸パークの時計塔」は昨年、東日本大大震災の遺構として駅近くの夢海公園内に保存されている。

 この時計塔は高さ約5メートルで、駅前商店街の魅力アップにと、1996年に建てられた。住民らによると、この一帯は商店が立ち並び活気にあふれていたという。

 9年前、時計塔は津波で周囲の建物が流出する中、流されずに残った。時計の時刻は「3時25分」で止まったままだ。

 「決して人ごとではないということを広く知ってもらえる契機にしてほしい」。保存の背景には住民らの切実な願いが込められている。

 2015年3月末、土地区画整理事業に伴う盛り土工事のため一時撤去され、高台にある加茂公園に仮設置されていた。(2013年3月9日-2020年3月7日、植村光貴撮影)

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