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「コロナに負けるな」 気仙沼【東日本大震災パノラマ】Vol.571

東日本大震災

「コロナに負けるな」 気仙沼【東日本大震災パノラマ】Vol.571

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「コロナに負けるな」 気仙沼【東日本大震災パノラマ】Vol.571

 「感謝」「ありがとう」「ワンチーム」などのメッセージを書いたハート形のかまぼこを販売している宮城県気仙沼市の「いちまる」。この店にも新型コロナウイルスの影響を受けている。

 同店は気仙沼港の近くにあり、付近では観光客向けの商店が次々とオープンしているが、大型バスが来なくなっているという。この店を営む尾形啓一さん(55)は「地元のホテル・旅館からの注文も減っていて、売り上げは例年に比べ2割減っています。厳しい時期にさしかかっていますが、コロナに負けないで頑張っていきます」と話す。

 昨年4月、新元号発表と同時に「令和」と書いたかまぼこを製作した。その際、テレビや新聞社が8社が取材に訪れ、「初めて“囲み取材”を体験しました」と笑う。

 「いちまる」の旧店舗は、9年前の大津波で、尾形さんの店舗兼自宅の2階まで海水が入り込んだ。機械などが壊れてしまったが、さまざまな人の協力で5カ月後、かまぼこ作りを再開させた。

 旧店舗は4年前、復興工事に伴い解体され更地になり、斜め向かいにできた集合住宅の1階に移転している。(2011年3月20日-2020年3月8日、植村光貴撮影)

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