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Plot Point-2:そしてエンディングへ【映画に棲む/PARADISE of the PARADIGM】〈太一VR動画〉

伝統・文化

Plot Point-2:そしてエンディングへ【映画に棲む/PARADISE of the PARADIGM】〈太一VR動画〉

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 国際映画を創ろう。そのためのプロセスもなかなかに、ドラマチックだな。へぇ、“ココ”では強がらないオマエなら気落ちしてるかと思ってたがどういうワケやら、活き活きしてるな。そうだね、意外だったか。

 なぁ、監督が撮影現場で「Cut!」の声を発したその瞬間、ナニが起こるか知ってるかい? ビジコン(ビデオアシスト用モニター)から顔を上げるぢゃん? そうするとね、演者は勿論、全スタッフと目が合うんだ。全員の瞳が「結果は?!」と語りかけてる。

 監督だっていま初めて観たばかりなんだけど、少し考えさせてくれ、なんてタイプはなかなかいないよね。“想定”できてるんだ。それまでの膨大な時間の中で、ありとあらゆる可能性と危険性、イレギュラーなサプライズまで、シミュレーションが済んでる訳だ。それは、撮影現場だけ、の機能ぢゃない。ワカったかい? いま、この監督が気落ちしていない理由が。

 2019年3月22日、プリプロダクション再始動。新たな情熱が煌めく笑顔で、映画を息づかせている。2019年3月28日、プロデューサーたちが3班に別れ、ロサンゼルス、バンコク、マニラに飛んだ。現地で待ち受ける仲間たちの輝きが、映画を育ててくれている。

 監督である太一がプロデューサーも兼任、それは決して良いモデルでは無い。監督はプロデューサーの下につき、総体の指揮を得て、濃密な限界を築き上げるモノだと思っている。

 映画の歴史はたった123年。スクリーン興業だけでなく、サブスクリプションや広告モデルの配信事業が急拡大している。しかしながら各国のアーティストとクリエイターは、加速する技術革新に恵まれながらそれでも業界の枠を越えられないままに、喘ぐ毎日。作品は、増え続けている。観客は、その先を求めている。ならば、こんな無謀が一つくらいヤらかしてみるのも、価値ある前例になれるかもしれない。

 2019年3月31日、間もなく新元号が発表されるこの瞬間、編集室のモニターに照り返される自分は迷い無く、膨大な取材資料を見つめている。日本の紀年法が定める称号が、世界に影響を与えるとは思わない。しかし、国際映画を目する日本人の自分には、大いに意義がある。

 間もなくSCRIPT(映画脚本)が完成し、国籍混交大勢の仲間たちが集う。新元号元年その月、我々は、第72回カンヌ国際映画祭の地で、プリプロダクション(撮影前準備)を完成させる。(文・360°VR動画 太一氏)
(撮影機材:リコー THETA V )

太一(たいち) 映画監督/脚本家 太一(たいち) 映画監督/脚本家 昭和46年生まれ、東京都出身。1984年、 SFXアーティストとして映画業界デビュー。VFXスタジオA.T-ILLUSION株式会社、映画プロダクションEDLEAD inc.(Los Angeles, HOLLYWOOD)のCEOを務め、60本の劇場映画、500作品の地上波メジャーCMに参画。映画プロデューサーの恵水 流生と共に2016年4月、実写VR.映画等の国際映像スタジオ「NOMA」を創設。映画、CM、MV.、PVに監督作多数。近作ではニコラス・ケイジ主演映画のプロデュースのほか、ファッション誌 GQ のVR.、ホログラムを駆使した上戸彩主演 VOGUE、宇宙航空研究開発機構JAXAのインフルエンサーとしてブランディング監督作品など。2019年春に日米での撮影にむけて、NOMA初の劇場用国際映画を準備中。 国際映像スタジオ「NOMA」株式会社EDLEAD-japan-

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