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大熊町の避難指示一部解除 役場は新庁舎に【東日本大震災パノラマ】Vol.550

東日本大震災

大熊町の避難指示一部解除 役場は新庁舎に【東日本大震災パノラマ】Vol.550

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大熊町の避難指示一部解除 役場は新庁舎に【東日本大震災パノラマ】Vol.550

 政府は10日午前0時、東京電力福島第1原発事故で福島県大熊町の全域に出していた避難指示を一部解除した。第1原発の立地自治体(大熊町、双葉町)で避難指示が解除されるのは初めて。事故から約8年が経過し復興への第一歩を踏み出した形だが、環境整備面の課題は山積しており、住民の帰還は鈍いとみられる。

 避難指示を解除したのは除染を終えた大川原地区(居住制限区域)と中屋敷地区(避難指示解除準備区域)。対象面積は約30平方キロメートルと、町全体の38%に当たる。ただ、3月末時点で両地区に住民登録しているのは138世帯367人で、町全体の3.5%にすぎない。

 役場のある地区を含む放射線量が高い帰還困難区域では、住民の避難は継続される。町は現在の役場から約4キロ離れた大川原地区に新庁舎を建設し、5月から業務を開始する予定。渡辺利綱町長は「大熊町の新しい時代のため、復興に全力を尽くす」と話している。(2019年4月9日、鴨川一也撮影)
(撮影機材:リコー THETA V )

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