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更地になった大槌町の旧役場【東日本大震災パノラマ】Vol.527

東日本大震災

更地になった大槌町の旧役場【東日本大震災パノラマ】Vol.527

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更地になった大槌町の旧役場【東日本大震災パノラマ】Vol.527

 3体の親子地蔵に、すぐそばを流れる大槌川からの風が吹きつける。町長や職員ら多数の犠牲者を出した岩手県大槌町の旧役場庁舎。1月から解体が始まり更地になった。今は、この地蔵と献花台が置かれるだけだ。

 旧役場庁舎をめぐっては解体するか保存するかで町を二分する議論となった。

 「庁舎をみると、当時を思い出してつらいという声に寄り添う」。平成27年の町長選で、解体を公約に掲げ、震災当時、町の総務課主幹だった平野公三氏が当選を果たし、町は解体にかじを切った。震災遺構として保存を求める住民団体は解体差し止めを求める訴えを盛岡地裁に起こしたが、退けられた。

 町は旧庁舎の跡地を防災用空き地として整備する予定だ。(2011年6月9日-2019年3月6日、植村光貴撮影)

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