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戦闘機の防空壕「掩体壕」の内部【360°パノラマ】

遺跡・建造物

戦闘機の防空壕「掩体壕」の内部【360°パノラマ】

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戦闘機の防空壕「掩体壕」の内部【360°パノラマ】

 「香取海軍航空基地」跡地(現在の千葉県旭、匝瑳両市にまたがる地区)に、掩体壕(えんたいごう)が今も残されている。

 掩体壕は敵機から飛行機を隠す防空壕。半分にした植木鉢を横に倒したようなドーム形をしている。1500メートルの滑走路2本が十字に交差する珍しい構造の基地には、格納庫とは別に掩体壕が25基あった。

 この基地は建設中の1942年4月18日、米軍による初の日本本土空襲で標的にされた。戦況が悪化すると、特攻のため硫黄島や鹿児島県の鹿屋基地などへ向かう機体も多かった。

 45年6月頃から米軍の空襲は熾烈(しれつ)を極め終戦まで毎日のように続いた。掩体壕には、整備する部品も機体も、ほとんどなかったという。最後の出撃は8月14日、終戦前夜だった。

 現在、基地のあった一帯は田畑や工場になっている。(2015年4月29日、奈須稔撮影)

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