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がんばろう石巻看板3代目 住民励まし被災経験伝える

2021.4.11のニュース

東日本大震災

がんばろう石巻看板3代目 住民励まし被災経験伝える

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 東日本大震災の津波で大きな被害に遭った宮城県石巻市で11日、震災直後に住民を励まそうと立てられた「がんばろう!石巻」と書かれた大きな看板が3代目に生まれ変わった。被災経験を伝え続けるため、初代を立てた地元住民が中学生と5年に1度作り直している。最初の設置からこの日でちょうど10年となる。

 看板は縦2メートル、横11メートル。3月28日に開園した石巻南浜津波復興祈念公園内にある。地元の中学生と一緒に作製、11日は住民6人が2代目を取り外し、3代目を設置した。

 初代は震災から1カ月後、同市の黒沢健一さん(50)が津波で流された自宅跡地に立てた。5年後、看板の老朽化や周辺の復興工事に伴い、約100メートル離れた現在の場所に2代目を設置。これを機に立て替え続けることが決まった。

 黒沢さんは「自分も看板に励まされてきた。震災を伝える一つのきっかけになれば」と話した。

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