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球磨川紀行、晶子の歌展示 施設「被災地に思いを」

2021.1.14のニュース

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球磨川紀行、晶子の歌展示 施設「被災地に思いを」

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 昨年7月の豪雨で氾濫した熊本県の球磨川について1932年に歌人与謝野晶子が詠んだ歌を収録した雑誌が、故郷・堺市の施設「さかい利晶の杜」で展示されている。舟で球磨川を下る写真も掲載。担当者は「晶子がつないでくれた縁を通じて被災地に思いをはせてもらえれば」と語る。

 雑誌は30年創刊の「冬柏」(52年廃刊)。「大空の山の際より初まると同じ幅ある球磨の川かな」「しら波の同じところを去らぬなり月なども住む球磨川ならん」。施設によると、晶子は32年8月に熊本県人吉市を訪れ、舟で下った球磨川の雄大さや景観の美しさを表現した歌を多く残した。同県天草市や大分県の別府温泉も訪れ、32年8月分だけで168首に上る歌が冬柏に掲載されている。

 冬柏は、晶子と夫の与謝野鉄幹(寛)の弟子だった宮元尚の遺族が所有し、施設が借り受けた。 展示は1月31日まで。

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