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アビガン、明確な有効性示されず 回復早い傾向も、藤田医大

2020.7.10のニュース

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アビガン、明確な有効性示されず 回復早い傾向も、藤田医大

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 藤田医大(愛知県)は10日、全国の医療機関が参加した新型コロナウイルス感染症の治療薬候補アビガンの臨床研究で、投与した感染者を、未投与の感染者と6日目まで比較したところ、回復が早い傾向はみられたものの、統計的に明らかな差はなかったと発表した。この研究では、明確な有効性は示されなかった。

 ウェブ上で記者会見した研究責任者の土井洋平教授は「ウイルス消失や、解熱しやすい傾向はみられた」と説明。研究参加者が89人と少なかったため統計的な差が出なかったのではないかとした上で「日本の流行状況では、この規模の研究が限界」との見解を示した。

 この臨床研究とは別に、アビガン開発元の富士フイルム富山化学による臨床試験(治験)が進んでいる。

 

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