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熊の胆利用に環境団体反発 新型コロナ、中国推奨

2020.4.24のニュース

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熊の胆利用に環境団体反発 新型コロナ、中国推奨

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 新型コロナウイルス感染症の治療を巡り、中国の衛生当局が熊の胆が入った薬を推奨し、環境団体が反発している。中国に比較的広く生息するツキノワグマは国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定。熊の胆を狙った密猟もあるとされ、環境団体は取引禁止などを訴える。

 熊の胆はクマの胆汁を乾燥させたもの。中国にはツキノワグマやヒグマなどが生息し、特にツキノワグマはIUCNが世界全体を評価して絶滅危惧種に分類している。

 IUCNは、中国では熊の胆や食材需要がある手のひらが目当ての密猟が大きな脅威だと指摘。密猟で個体数が減ったとみられる地域もあるとする。さらに中国では、熊を狭いおりに閉じ込め、体に穴を開けてチューブで胆汁を取る業者がいるとして国際的に問題視されている。

 現地メディアでは、新型コロナ対応の支援物資として熊の胆の粉末を病院に送る動きも報じられた。

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