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鳥居に込める故郷の記憶 「町の存在忘れぬよう」

2020.3.11のニュース

東日本大震災

鳥居に込める故郷の記憶 「町の存在忘れぬよう」

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 東日本大震災の津波で住宅が軒並み流された宮城県東松島市の大曲浜一帯。その地で、震災前と同じ場所に再建された神社がある。「ここに町があったことを忘れないように」との思いを込め、元住民らが12基の赤い鳥居を完成させた。

 本社・玉造神社と約1キロ離れた末社・福殿稲荷神社は、古くから地域の中心的な存在。

 津波は本社社殿を流した。末社の基礎も壊れたが、ご神体は無事。住民は末社の敷地内で両社を再建したが、周囲に住民が住まない神社は人が集まる場所ではなくなった。「このままでは神社まで廃れてしまう」。総代らは故郷の記憶を残そうと、人目を引く真っ赤な鳥居を造った。

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