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初夏のサンマ目指し出航 通年操業解禁で、宮城

2019.5.15のニュース

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初夏のサンマ目指し出航 通年操業解禁で、宮城

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 従来8~12月が操業期間とされていたサンマ漁が、深刻な不漁を背景に、今年から通年操業を解禁されたことを受け、気仙沼港(宮城県気仙沼市)を基地とする大型船2隻が15日、漁場となる北太平洋の公海に向けて出航した。早ければ5月末にも国内の漁港にサンマが水揚げされる可能性がある。

 2隻は北海道と富山県の漁船。小雨が降る中、大漁旗を掲げ、住民らの声援を受けながら出航した。漁獲したサンマは洋上でロシア船に販売するほか、国内にも水揚げする予定。

 全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)によると、全国の水揚げ量は2000年以降、20万トンを上回る水準だったが、ここ数年は10万トン前後で推移。水産庁は不漁対策として、3月の省令改正で、8~12月だった操業期間の制限を外した。

 ただ7月以前に出航する漁船は一部にとどまる見通しで、品質も未知数だ。見送りに来た全さんまの八木田和浩組合長は「脂が乗るのはやはり秋だが、この不漁ではやむを得ない。春や夏のサンマが新たな食文化になってほしい」と話した。

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