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足利尊氏、謎の人物を守護職に 自筆の新書状発見

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伝統・文化

足利尊氏、謎の人物を守護職に 自筆の新書状発見

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 室町幕府の初代将軍・足利尊氏(1305~58年)自筆の新たな書状を発見したと長野県千曲市の県立歴史館が1日、発表した。現存する尊氏自筆の書状は数が少なく、正体が明らかになっていない人物「小笠原政宗」に対し、尊氏が信濃国守護職の権限を承認する内容。「政宗」の謎がさらに深まり、歴史ファンの関心を呼びそうだ。

 歴史館の学芸員が2016年に京都市内の古書店で見つけ、昨年に約130万円で購入。詳しい来歴は不明だが、「これよりもしゆこ(守護)以下あんと(安堵)」と記され、尊氏が好んだ「青墨」と呼ばれる墨を使った特徴などから尊氏の自筆と判断した。小笠原家の文書に詳しい専門家も本物と認めた。

 小笠原家は尊氏らに従って鎌倉幕府を倒した後、南北朝、室町時代を通して断続的に守護を任されていた。歴史館は、2日と3日に書状を特別公開する。

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