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20年までに危機遺産脱却へ アフガンのバーミヤン遺跡

2018.12.6のニュース

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20年までに危機遺産脱却へ アフガンのバーミヤン遺跡

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 【サラーラ共同】国連教育科学文化機関(ユネスコ)から「危機遺産」に指定されているアフガニスタン中部バーミヤン遺跡の保存や開発に関する国際会合が3~5日、オマーン南部サラーラで開かれた。各国専門家や政府代表は2020年末までに危機遺産から脱却するため協力していくことを確認した。

 会合では、主要な遺跡の近くにある通りを石畳に整備する計画や、観光客誘致のため幹線道路の一部バイパス化などがアフガン政府から提案された。ユネスコは危機遺産からの脱却には、西大仏が収められていた「仏龕」の補修と石窟内の壁画の修復・管理が必要だと指摘。3億円程度の費用が必要とされ、アフガン政府は日本など各国に追加支援を要請した。

 バーミヤン遺跡はタリバン政権が偶像崇拝を禁じるイスラム教の教えに反するとして、東と西にあった大仏を破壊。タリバン政権崩壊後、ユネスコは一帯を仏教遺跡群として世界遺産に登録したが、同時に存続が危ぶまれる「危機遺産」に指定した。

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