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ふるさと納税で謙信愛刀 岡山、購入費5億円

2018.10.23のニュース

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ふるさと納税で謙信愛刀 岡山、購入費5億円

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 日本刀の製作地として知られる岡山県瀬戸内市は23日、戦国武将上杉謙信の愛刀「無銘一文字(山鳥毛)」(国宝)の購入費などを集めるためのふるさと納税を11月1日から開始すると発表した。地域で展示して誘客による地域活性化や、刀工の文化や技術継承に生かすのが狙い。

 岡山県在住の所有者は5億円での売却を希望しており、市は購入費5億円や返礼品、保管先のセキュリティー強化などの費用を含めて最終的に約11億6千万円を集める方針。海外から資金を募るためにインターネットを通じたクラウドファンディングも実施する。個人のふるさと納税の期限は来年1月末、企業対象の期限は同年3月末。

 山鳥毛は1997年から岡山県立博物館(岡山市)に寄託されている。謙信ゆかりの新潟県上越市が所有者と譲渡交渉したが金額面で折り合いがつかず、購入を断念していた。

 瀬戸内市によると、今年1月に所有者から譲渡の打診を受けて交渉を開始。刀剣の識者らによる評価委員会を設置し、経済波及効果を含めた資産価値は「5億円以上の価値を有する」との意見書を6月にまとめた。

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