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「ハシビロコウ」に子宝を 栃木・那須、動物園が挑戦

2018.10.13のニュース

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「ハシビロコウ」に子宝を 栃木・那須、動物園が挑戦

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 動かない鳥として知られる絶滅危惧種「ハシビロコウ」の繁殖に栃木県那須町の那須どうぶつ王国が挑戦している。野生の生息数は数千羽にまで減少。飼育下での繁殖は世界でわずか2例にとどまり、国内では実現していない。湿度や温度を本来の生息地アフリカに近づけ、繁殖に専念できる環境づくりを試行錯誤している。

 ハシビロコウはペリカン目に分類され、体長約1.2メートルの大柄なサイズと大きなくちばし、鋭い眼光が特徴。国内では日本動物園水族館協会に加盟している6園で計十数羽が飼育されている。

 繁殖を目指すのは、同園の雌「カシシ」と9月に神戸市の系列園から連れてきた雄「ボンゴ」。2羽は推定7~8歳の若い個体で、10月初旬に園内の屋内展示施設で同居をスタートした。

 ハシビロコウは単独行動を好んで防衛反応が強く、通常は2羽が寄り添うことすら珍しい。カシシはボンゴと普段数メートルの距離を保っているが、時折近づいたりくちばしを鳴らしたりして繁殖行動のサインも見られるという。

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