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女王のふんで育児モードに ハダカデバネズミで発見

2018.9.11のニュース

生き物

女王のふんで育児モードに ハダカデバネズミで発見

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 アフリカの半乾燥地帯の地中に暮らすハダカデバネズミの群れでは、妊娠中の女王のふんを他の雌が食べると、ふんに含まれる女性ホルモンの影響で子育てに積極的になり、出産と子育ての効率的な分業が成立することを麻布大などのチームが発見、11日までに米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 女王を頂点に役割が決まり、群れが一つの生き物のように振る舞う生態はアリやハチでは見られるが、哺乳類では珍しく謎が多い。

 ハダカデバネズミは数十匹の群れのうち、1匹の女王と数匹の雄だけが子づくりし、他は女王が出産すると赤ちゃんを温め、排せつを手伝う。

 えさが少ない環境のため、ふんに混ざった栄養も捨てないよう、自分や仲間のふんを食べる。妊娠によって女性ホルモンの分泌が増えた女王はこの習性を利用し、ホルモンで他のネズミの脳を変化させ、自分の子の面倒を見させているらしい。

 

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