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中台間に送水管開設 金門島、民意取り込み

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中台間に送水管開設 金門島、民意取り込み

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 中国に近い台湾の離島、金門島に中国から水を供給する海底送水管の開通式典が5日、金門島などで行われた。先月下旬、中国の圧力で来年8月に台湾で開催予定だった国際的なスポーツ大会が中止に追い込まれたため、反発した台湾政府は式典延期を表明したが、地元は民生を優先し式典を実施した。

 水不足解消が狙いだが、ライフラインである水道の中国への依存度を深めることになる。中国は、台湾独立志向の民主進歩党(民進党)の蔡英文政権に打撃を与える一方で、台湾の民意取り込みを図っており、これに奏功した格好だ。

 式典で陳福海金門県長は「送水に続き送電や(中国アモイとの)架橋も推進したい」と中国と関係強化に意欲を示した。

 中国からの海底送水管は全長約16キロ。台湾メディアによると、1日に約1万トンの送水が可能。(台北共同)

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