産経フォト

命のビザ、救出数過大か 杉原千畝がユダヤ人に発給

2018.5.18のニュース

ニュース

命のビザ、救出数過大か 杉原千畝がユダヤ人に発給

dly1805180007

 第2次大戦中、外交官の杉原千畝(1900~86年)が発給した「命のビザ(査証)」で救われたユダヤ人は2500~4千人の可能性が高いことが研究者の調査で18日までに分かった。杉原の伝記やNPO法人「杉原千畝 命のビザ」(東京)は約6千人としているが、実際はこれより少なかったとみられる。

 調べたのは杉原に関する著書があるフリーライターの北出明さん(74)。「杉原の人道的行為の価値はいささかも変わらないが『6千人』という断定的な言い方は避けるべきではないか。外国などから異論が出る前に日本側からの意思表示が必要」と提言している。

 39年、ナチス・ドイツがポーランドへ侵攻後、隣国リトアニアに避難したユダヤ人に対し、領事代理だった杉原は本国の方針に反し「通過ビザ」を発給、日本経由の避難を助けた。ビザのリストには2140人の名前が記載され、同行の家族を含め約6千人の命を救ったとされてきた。

(共同)

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング