2018.4.6のニュース
米首都で日仏、茶交流 京都から学生参加
dly1804060013米首都ワシントンの駐米フランス大使公邸で5日、日本のお茶とフランスの食をテーマとした文化交流イベントが開かれ、京都大医学部茶道部の学生らが訪問客にお茶を振る舞った。
ワシントンでは日本が寄贈した多くの桜が咲き、一年で最も日本文化が注目される時期。関係者によると、駐米フランス大使館員が京都での滞在経験があることなどから実現した。
日本の相川一俊公使はあいさつで、フランス料理界の巨匠、故ポール・ボキューズ氏らを引き合いに出し「抹茶は今や、フランス料理のハート」などと語り、日仏の食文化の密接な関わりを強調した。
出席者からは「お茶会が持つ意味とは」「日本ではどの時間帯でもお茶をたてるのか」などとさまざまな質問が出た。(ワシントン共同)