2018.1.31のニュース

1月9日に撮影された、北朝鮮東部の咸興近郊にある固体燃料エンジン製造工場とみられる施設(エアバス・ディフェンス・アンド・スペース/38ノース提供・共同)
今日のサッと見ギャラリー フルスクリーンで見るミサイルエンジン工場か 北朝鮮東部に所在と米大学
dly1801310010米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は30日、商業衛星写真などを分析し、北朝鮮の弾道ミサイルに搭載される固体燃料エンジンの開発状況を5年間にわたって調べたところ、東部の咸興近郊にある製造工場とみられる施設を特定したと発表した。
38ノースによると、固体燃料エンジンの研究開発は2012年半ばに製造段階に移行。14年には製造工場が完成し、固体燃料エンジン搭載ミサイルを増産する基盤となった。製造工場は新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3」の開発を後押しすることになるとの見方も示した。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は昨年8月、発射時間を短縮できる弾道ミサイルの固体燃料エンジンや弾頭を増産するよう指示していた。(共同)