2017.11.23のニュース
徳島からマレーシアへ牛肉 ハラル方式、輸出前に式典
dly1711230014マレーシアへの日本産牛肉輸出が今月解禁され、イスラム教の戒律に沿う「ハラル」方式を取り入れた徳島県東みよし町の施設から発送するのを前に23日、記念式典が開かれた。口蹄疫感染の影響でマレーシアが2010年に日本産牛肉の輸入を禁止して以来初。
「にし阿波ビーフ」(同町)の食肉センターであった式典に関係者らと共に出席した飯泉嘉門知事は「日本の先陣を切ってハラルの市場に挑戦する勇気に敬意を表したい」とあいさつした。
マレーシアへの初輸出は、26日に約1トンの牛肉を送る。年内に7~8トンの輸出を目指しているという。
同社の施設はマレーシアの定める衛生管理の要件を満たし、イスラム教徒向けの処理が可能。