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第1原発廃炉で臨界防げ 京大炉の研究公開

2017.11.17のニュース

東日本大震災

第1原発廃炉で臨界防げ 京大炉の研究公開

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 国際廃炉研究開発機構(IRID)は17日、京都大の臨界集合体実験装置「KUCA」(大阪府熊取町、出力100ワット)で、東京電力福島第1原発の廃炉作業中に核分裂反応が連鎖する「臨界」が起きるのを防ぐ研究を公開した。

 第1原発の溶融核燃料(デブリ)は溶けたウランと、金属などさまざまな炉内構造物が複雑に混ざり合っている。臨界が起きる可能性は低いとされるが、デブリの取り出しには不確実な部分が多いため、研究が進められている。通常の原発の核燃料であれば、中性子の増加量で臨界の兆候をつかめるが、デブリの場合は分からないことが多い。

 実験は、核燃料にポリエチレンを組み合わせるなどしてデブリの特性を再現。核分裂反応を起こし、これを抑えるために適した素材を探る。

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