産経フォト

埋め立て都市の軟弱地盤 メキシコ市、もともとは湖

2017.9.20のニュース

ニュース

埋め立て都市の軟弱地盤 メキシコ市、もともとは湖

dly1709200030

 メキシコ中部で19日(日本時間20日)に起きたマグニチュード(M)7・1の地震は、陸側プレート(岩板)の下に沈み込む海洋プレートの内部で起きた。専門家は、震源が都市部に近かったことや、軟弱な地盤が被害を拡大させたと分析。日本でも同じような地震で都市部に大きな被害が生じる恐れがあると警告する。

 政府の地震調査委員会の平田直委員長(東京大地震研究所教授)は「震源に近い首都のメキシコ市は、もともとは湖を埋め立てた場所で、地盤が軟らかい。このため、地震で多くの建物が崩れるような被害につながったと考えられる」と分析。古村孝志東京大教授(地震学)も「建物の耐震化が十分進んでいない地域が都市部にもあり、特に被害が大きくなったのではないか」と指摘する。

 メキシコ周辺ではたびたび巨大な地震が発生してきた。平田教授によると、メキシコ市と同じく、人口が密集する東京の地下にはフィリピン海プレートが沈み込んでいる。東京にも沿岸部などに埋め立て地が広がっており、被害が拡大する恐れがあるという。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング