産経フォト

盗品仏像、7年ぶり発見 関与疑いの2人逮捕

2017.8.31のニュース

ニュース

盗品仏像、7年ぶり発見 関与疑いの2人逮捕

dly1708310011

 大阪府能勢町の今養寺で2010年3月に盗まれた国指定重要文化財の仏像「木造大日如来坐像」(高さ約117センチ)を巡り、府警捜査3課は31日までに、買い手探しを依頼したとして、盗品等処分あっせんなどの疑いで岡山市北区の韓国籍の無職、陳宗哲容疑者(68)ら男2人を逮捕した。坐像は関係先から押収され、7年以上を経て寺に戻る見込み。

 捜査3課は、2人が窃盗にも関与した可能性があるとみているが、既に窃盗罪の公訴時効の7年が過ぎている。

 捜査3課によると、陳容疑者は「仏像は友人から借金のかたとしてもらった。盗品という認識は、はっきりとはなかった」と供述している。

 陳容疑者の逮捕容疑は、今年6月9日午後0時50分~午後3時ごろ、京都市のホテルで、70代の会社員の男性に坐像の買い手探しを依頼するなどした疑い。男性は数千万円で売れると言われたが、断ったという。

 

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング