産経フォト

追い山、博多の街駆ける 祇園山笠フィナーレ

2017.7.15のニュース

イベント・祭典

追い山、博多の街駆ける 祇園山笠フィナーレ

dly1707150018

 福岡市・博多の伝統の夏祭り「博多祇園山笠」は15日早朝、男衆が山車の「舁き山」を担いで街を駆け抜ける「追い山」で終幕を迎えた。博多祇園山笠が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に昨年登録されて初のクライマックスに、沿道を埋め尽くした見物客は興奮に包まれた。

 追い山は法被に締め込み姿の男衆が高さ4~5メートル、重さ約1トンの舁き山を担ぎ、博多地区を七つに区分けした「流」と呼ばれるグループごとにタイムを競う。

 午前4時59分、今年1番手「中洲流」の舁き山が「ヤーッ」という威勢のいい掛け声とともに、櫛田神社前から境内を経由して約5キロのコースを疾走。続く舁き山も数分おきに出発し、境内に設けられた桟敷席では「速い」「すごい」と大きな歓声が上がった。

 今年の1位は28分53秒の「千代流」だった。

 

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング