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子世代が初めて小笠原に アホウドリの繁殖事業

2017.3.24のニュース

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子世代が初めて小笠原に アホウドリの繁殖事業

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 山階鳥類研究所(千葉県)などは24日、2014年5月に小笠原諸島・媒島で巣立った、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアホウドリが、約5キロ北の聟島で確認されたと発表した。同研究所などが小笠原諸島を新たな繁殖地にしようと伊豆諸島・鳥島から移送した個体の子で、子どもの世代が戻ったのは初めて。

 同研究所の研究員が1日、望遠鏡で足環を確認した。アホウドリは3~4歳になると育った場所に戻る習性がある。同研究所は「孫世代が誕生し、繁殖地として定着することに期待したい」としている。

 小笠原諸島は戦前まで数万羽が生息する繁殖地だったが、乱獲で絶滅。残った繁殖地の鳥島は噴火の恐れがあるため、08年以降、同研究所などが鳥島のひな70羽を聟島に移送した。

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