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渡辺淳一文学館を売却 中国の出版社に

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渡辺淳一文学館を売却 中国の出版社に

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 2014年に亡くなった作家の渡辺淳一さんの資料を展示する札幌市中央区の渡辺淳一文学館が、中国の出版社「青島出版集団」に売却されていたことが9日、分かった。文学館を運営していた大王製紙が明らかにした。

 大王製紙が8月1日付で、文学館を株式会社化し、全株式を青島出版集団に譲渡した。売却額は明らかにしていない。今月20日に東京で調印式を開く。

 渡辺さんは北海道上砂川町出身で、札幌医大在学中から小説を執筆。医師としての経験を生かした医療小説のほか、男女の性愛を描き、映画化された「失楽園」「愛の流刑地」など多くのベストセラーを生んだ。

 青島出版集団は中国で渡辺さんの翻訳本を出版しており、同社の日本書担当者は取材に対し「文化的背景が近い日本の渡辺作品は、中国でも広く受け入れられている。関心のある読者が訪れ、親しみを持てる場にしたい」と語った。 文学館は98年に開館。作家活動の基となった渡辺さんのメモや原稿を展示している。

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