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100年ぶりクリオネ新種 北海道・オホーツク海で

2016.9.8のニュース

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100年ぶりクリオネ新種 北海道・オホーツク海で

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 北海道蘭越町の「貝の館」の学芸員らが8日までに、巻き貝の仲間で「氷の妖精」と呼ばれるクリオネの新種を、オホーツク海で発見したと発表した。クリオネの新種発見は1902年以来。これまで同一とされた北太平洋と北大西洋のクリオネが別種だったことも判明、世界で確認されたクリオネは4種となった。

 研究を発表したのは、貝の館の山崎友資学芸員と北海道立オホーツク流氷科学センターの桑原尚司学芸員。

 クリオネは冷たい海に生息し、触手を使って他の巻き貝を捕まえて食べる。新種と分かったクリオネは10年以上前から存在が確認されていたが、既に知られているクリオネの幼生か、別の生物とみられていた。

 山崎さんと桑原さんが約1年間飼育し、遺伝子解析などで新種と特定。体長は最大約8ミリで、オホーツク海にちなんで学名は「オホーテンシス」と命名した。

 また、従来は同じ種とされていた北太平洋と北大西洋のクリオネは、DNAを比較した結果、別種と分かった。世界で確認されたクリオネは、オホーツク海を含む北太平洋と北大西洋の2種、南極海で見つかった1種、今回の新種の計4種になるという。

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