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最古の生命活動の跡発見 37億年前、グリーンランド

2016.9.1のニュース

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最古の生命活動の跡発見 37億年前、グリーンランド

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 グリーンランド西部イスアで、37億年前の岩の中に生物の活動の跡とみられる構造を発見したと、オーストラリアのウーロンゴン大などのチームが31日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。最古の生命活動の痕跡とみられる。

 最古の化石は、オーストラリア西部ピルバラ地区の35億年前の岩から発見されているが、これより2億年ほど前に地球上に生命が誕生していたことになる。46億年前に地球ができた後、最初に生命が生まれたのがいつかはまだ不明だが、チームは「これまで考えられていたよりは早い段階で生まれていたのではないか」としている。

 発見したのは、光合成を行うシアノバクテリアという細菌の活動でできる「ストロマトライト」と呼ばれる岩の痕跡。高さ数センチのドーム形をしており、細菌の死骸や泥などが積もって作られ、層状構造を持つ。

 海底では、生物が関与しない作用でストロマトライトに似た構造ができることがあるが、チームは岩に含まれる鉱物や希少金属が、生命活動特有の割合だったとして「本物」だと結論づけた。(共同)

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