産経フォト

山口・祝島で「神舞」 4年に1度、神職招き祭り

2016.8.16のニュース

イベント・祭典

山口・祝島で「神舞」 4年に1度、神職招き祭り

dly1608160027

 山口県上関町の祝島で16日、周防灘を隔てた大分県国東市から船で神職を招き、4年に1度行われる祭り「神舞」が始まった。20日まで続き、33種類の神楽が奉納される。

 午後2時半、神職らを乗せた御座船3隻が櫂伝馬船に先導され、数十隻の漁船と共に祝島の港に姿を現すと、勇壮な光景に島民と観光客から大きな歓声が上がった。

 伝承によると886年、京都からの帰路、嵐に遭い漂着した豊後国伊美郷(現国東市)の住民を島民が助け、そのお礼にもらった五穀の種で農耕を始めると、島の暮らしが豊かになった。以降、伊美郷の人々と神様への感謝の意を込めて祭りが続けられている。

 祝島は中国電力が上関町に計画する上関原発建設予定地の対岸に位置する。現在は原発反対派の住民が大半を占めるが、賛成派と反対派の対立が激しかった1980年代には、神舞が2度中止された。92年に「島の伝統を続けたい」という島民有志らの思いで復活した。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング