2016.6.18のニュース
「日本一遅い桜」が見頃 北海道旭岳のチシマザクラ
dly1606180015北海道大雪山系の最高峰、旭岳(2291メートル)の中腹で「日本一開花が遅い桜」として知られるチシマザクラが見頃を迎えている。訪れた観光客が18日、肌寒く霧雨が降る中、薄いピンク色の花を楽しんだ。
チシマザクラは、高さ1メートルほどの低木。「旭岳ロープウェイ」の旭岳山麓駅(1100メートル)の近くに約20本が群生しており、例年6月中旬から開花する。今年の開花時期は例年通りで、見頃は24日ごろまで。
横浜市から観光で訪れた女性(62)は「天気が悪く景色は楽しめなかったけど、こんなに遅い時期に桜を見られたので満足」とうれしそうに話した。