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飛鳥大仏を大阪大が調査 造立時の部分特定へ

2016.6.17のニュース

伝統・文化

飛鳥大仏を大阪大が調査 造立時の部分特定へ

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 飛鳥寺(奈良県明日香村、6世紀末)の本尊・飛鳥大仏(国重要文化財、高さ2・75メートル)の造立当時の部分を特定しようと、大阪大の藤岡穣教授(東洋美術史)のグループが、16、17日に化学組成を調べる蛍光エックス線分析で調査した。

 大仏は現存する最古の金銅仏とされる一方で、鎌倉時代の火災で大部分が失われたともされて論争があり、国宝指定されていない。結果は本年度内にまとめる。

 植島宝照住職(41)は「今の姿に至る経緯が明らかになり、国宝にふさわしい重要性を再評価されたらうれしい」と期待する。

 日本書紀などによると、飛鳥寺は豪族の蘇我馬子の発願で建立され、大仏は鞍作鳥が609年に完成させた。アーモンド形の目や口元に微笑を浮かべたアルカイックスマイルが特徴。

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