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満濃池で「ゆる抜き」 初夏の風物詩、香川

2016.6.15のニュース

自然・風景

満濃池で「ゆる抜き」 初夏の風物詩、香川

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 日本最大級のため池、香川県まんのう町の満濃池で15日、同町や丸亀市など下流の2市3町の水田約3千ヘクタールに水を供給するために水門を開く「ゆる抜き」が行われた。長年続く初夏の風物詩とともに讃岐地方は本格的な田植えシーズンを迎えた。

 「ゆる」は池の取水口をふさいでいた木製の栓を指す言葉。大正時代の初めまでは地元の男性たちが数人がかりで抜いていた。電動式に変わった現在の水門は開門すると毎秒5トンの水が勢いよく噴出。大量の放水は約1週間続き、ゆる抜きとせせらぎは環境省が定める「残したい“日本の音風景100選”」にも選ばれている。

 満濃池土地改良区の職員は「貯水率は約85%。水不足なく、実り多い秋を迎えたい」と話した。

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