産経フォト

砂に潜るサンゴを確認 鳥取環境大、世界初

2016.5.26のニュース

自然・風景

砂に潜るサンゴを確認 鳥取環境大、世界初

dly1605260021

 イシサンゴの一種タマサンゴが砂に潜って生息、移動することを鳥取環境大や大阪市立大などのチームが、世界で初めて確認し、26日発表した。成果は英科学誌電子版に掲載された。
 イシサンゴ類はサンゴ礁を形成する動物だが、砂や泥の堆積に弱く、徳田悠希鳥取環境大講師(35)は「障害を克服し適応した例で、進化を考える上で重要だ」と話している。
 タマサンゴは直径1センチほどの大きさ。イシサンゴ類の一部は海底に生息することが分かっていたが、採取や観察が難しく、生態は謎だった。
 今回、徳田講師らはタマサンゴの飼育に成功し、サンゴが体を膨張収縮させ、約12時間で砂に潜る様子を観察した。また、同様の構造を約8千万年前の白亜紀のサンゴが持つことから、当時から一部のサンゴに同じ能力があったことも新たに分かった。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング